Dec 6, 2020

「最低、最悪、後悔しかなかった。12月6日。」

「最低、最悪、後悔しかなかった。12月6日。」

12月6日は母の誕生日。
毎年、必ず実家に帰り、顔を見て話し、
一緒に夕食に出かける。
(勝手な気持ち、エスコートする。)
何の約束でもないけど、毎年必ず。
父が亡くなってから、より一層強い誓いへ。

でも、今年はそれが出来なかった。
自分が感染してたら、とか
この日の朝熱があったこととか、
この年末の締めで人生一忙しいとか、
逃げの理由をつけてました。

その逃げも含め、正直。
今の状況から面倒と思ってしまった。
自分に都合のいい言い訳をつけて
電話で伝えた。

なんか言われるんだろうなぁ、
とか思ってたけど、【全く違う。】

「心配してるよ。体に気をつけてね。」

もう、、泣くしかできない。後悔しかない。

【お母さん。ごめんなさい。】

生活のために必要な物を贈る、お金を贈る、
ラインをする、電話する、プレゼントを贈る
ズームでちょくちょく顔を見て話す。
今、出来る限りのことはしてる自負。
でも、そんなことではなんにもならない。

人生で最も大切な人、
居てくれて、味方でいてくれて当たり前な人

その安心感に甘えてしまって、
会って、顔を見て話すことから
ただ逃げてしまった。

できなかった。後悔しか残らない。
何の言い訳もできない後悔。
謝るしかできない。

帰らない言い訳を考えてるこのバカと違い、
そんなこととは無縁。
ただ単に、心配をしてくれている。

【本当にごめんなさい。】

もう二度と戻ってこない12月6日。
一生忘れられないこの後悔。

人のせいにもできない、
環境のせいにもできない、
単純に、自分に甘過ぎる人間と思い知った。

たった一人の肉親。
何が上手くいっても、
何も上手くいかなかったとしても、
いつでも同じ顔で迎えてくれる心優しい人。
唯一、世界で一人しかいない人。

【ごめんなさい。】

取り返しがつかないこと。
自分のバカさに謝ることしかできないけど、
それも含め、単なる自分ごと。

そんなことより、
今はただ単に、誠実に感謝を伝えたい。

【本当にいつも支えてくれてありがとう。】

これからもっともっと親孝行していくよ。
いつまでも、いつまでも元気でいてね。

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