よく聞く食べて痩せる!
ん?食べたらカロリー摂るから太るんじゃない?
これはカロリーの固定観念があるから感じること。
栄養素の1gあたりのカロリーは
○炭水化物4kcal
○脂質9kcal
○たんぱく質4kcal
これはあなたもご存知ですね。
しかし、栄養素のカロリーと
体内で使われるカロリーには誤差があります。
これは1日の消費カロリーの10%を占める
「食事誘発性体熱産生」
という代謝が関係しています。
例えば
500kcalの食事をすると
約10%ほどのカロリーは熱として消費されます。
食事をすると
首や背中、脇が熱くなることありませんか?
それは、身体がカロリーを無駄遣いしているからです。
ダイエット中の方には使わない手はありませんね。
体内での熱として消費されるカロリーは
各栄養素によって異なります。
炭水化物6%
脂質4%
たんぱく質30%
これを栄養素のカロリーで見比べると
○炭水化物4kcal→3.76kcal
○脂質9kcal→8.64kcal
○たんぱく質4kcal→2.80kcal
体内で使われるカロリーは
熱として消費される分を引くとこのようになります。
極端に
1日1000kcalの食事を
一つの栄養素だけで摂った場合
炭水化物のみ940kcal
脂質のみ960kcal
たんぱく質のみ700kcal
が体内で使われるカロリーとなります。
これだけ見ると、
たんぱく質だけ摂れば!
と思われますが、
脂肪の代謝、ホルモンの生成、基礎代謝の向上等には
必ず糖質も脂質も必要になります。
これらは個々の目的に合わせて
組み合わせる必要がありますが、
まずは基本として
あなたの知識にしてください。