筋トレ後の有酸素運動は効果的?
理論的には
体脂肪は分解→燃焼の過程を経て減っていきます。
この分解を促すのが筋トレ。
燃焼を促すのが有酸素運動。
と言えます。
では組み合わせはベストか?
ある程度筋肉量が多い方は
体脂肪の燃焼に効果的と言えます。
なぜなら
体脂肪はどんな方法であれ
「最終的に筋肉(焼却炉)で燃焼される」からです。
焼却炉である筋肉が大きいほど
より少ない努力で脂肪が減っていきます。
反対に筋肉量が少ないと
分解されても、焼却炉待ち。
焼却炉待ちしている間に
運動が終わると
分解された脂肪は再度合成され
元の鞘に戻ります。
せっかく筋トレも有酸素運動もしたのに、
筋肉が少ない、あまり脂肪が使われません。
さらに、
分解されるのは脂肪だけではありません。
筋トレは筋肉を分解する作業。
その後一定期間を置き、栄養を摂ることで
前よりも増えていく。
10だった筋肉が20になる。
ここで間髪入れず有酸素運動をしては
10だった筋肉は休めず、9.8.7と減少していきます。
すると、焼却炉が小さくなり、
有酸素運動をしても
さらに体脂肪の燃焼ができなくなります。
女性のダイエットのベストは
「筋トレだけ!」
この焼却炉である筋肉を増やすことが最優先。
有酸素運動運動は?
有酸素運動とは、
呼吸を十分に行える強度での動作のこと。
つまり、日常のすべての動作が
強度の低い有酸素運動なのです。
改めて有酸素運動!と構える必要性がありません。
数名の方は思う。
筋トレして、日常が有酸素運動だったら、
結局脂肪が燃えないのでは?
おっしゃる通り。
日常の運動にあたるのは
基礎代謝
活動代謝
食事代謝
のうちの活動代謝です。
活動代謝=有酸素運動ということになります。
しかし、1日の消費エネルギーの
70%は基礎代謝が占めています。
活動代謝は20%。
つまり、活動代謝を増やす
(日常で動くことを増やす)
こと自体がダイエットには
あまり効果がないのです。
70%を占める基礎代謝は
言い換えると安静時代謝。
座っていたり、寝ていたりの時に
消費されるカロリー。
この基礎代謝は筋肉の量や性質にほぼ比例します。
筋トレだけ!で筋肉を刺激。
後はあまり動かず、ゆっくり過ごす。
すると
筋肉が休まり増える
↓
安静時代謝での消費カロリーが増える
↓
日常の活動で使われる脂肪が増える
となります。
このことからも
女性のダイエットは
筋トレだけ!
が効果的と言えます。