そもそも、肩甲骨は浮遊骨と言って
四方八方に自由自在に動く特徴があります。
極端に言うと
ここの動きがガチガチになれば
歯を磨く程度でも行えません。
また、肩甲骨を動かしたところで
カロリー消費は
「体重×移動距離」
ほぼカロリーの消費はありません。
肩甲骨をダイエットに取り入れるなら
固定することが大事。
たしかに、
動きの良い関節の周囲には
「体脂肪が付きづらい」
傾向はあります。
しかし、動きをよくするということは
柔軟性を増やす。
ということ。
肩甲骨には2箇所
柔軟性ではなく
筋力で肩甲骨を動かす部位があります。
これは肩甲骨内側、下側です。
この2点は日常的に
最も動きが少なくなる傾向がある部位。
つまり、動かしているつもりで
実は動かせていないことが多くなります。
これには筋力で引っ張ることが必要!
具体的には
○肩甲骨内側への動き
○肩甲骨下への動き
この2点です。
その他の方向へは
少しグルグルと肩を回していれば
誰もスムーズになります。
この間2点だけは
柔軟性よりも引っ張るための筋力で必要。
これらのことからも
6方向は柔軟性。
2方向は筋力が必要となります。
モデル姿勢では
この2点が他の面よりも
やや強めに働き
強力に姿勢を固定しています。
写真等で
停まってポーズを撮ることが
多いからこその肩甲骨の固定力。
動いている時にどの角度でも
洗練されるための柔軟性。
そのバランスがモデル姿勢では
必要になります。
ただ単に動きの機能を改善するのは
ボディメイクとは言いません。
これを利用して
体型を変えるところまで行うからこその
ボディメイクです。