姿勢と食事の関係
今日は食事について。
姿勢と食事はとても深く関係してきます。
特に筋力の低下や
ホルモン環境が大きく変化する
40,50代ではその影響が大きくなります。
代表例として、骨盤が後傾すると
内臓位置が低下し、
(細かく言うと小腸の横行結腸が下降)
腸の蠕動運動が低下します。
腸はホルモン生成、体温の生成を担うので
○免疫力低下
○冷えむくみ
○肩や腰のコリ
となって慢性的に身体に表れます。
これを表面的に解消するダイエットは
とても流行ります。
例えば、
酵素!ファスティング!は
週に2〜5キロほど
痩せられるそうですが、まず続きません。
5キロ痩せ、7キロ増える、
あっという間にお釣りがきます。。
そして、もしも
40代後半〜50代でそんな無理をしてたら、
増えた分を減らすのが
30代の3倍は難しい。。
もう一回同じダイエットで!
はリバウンドによる代謝の低下で
120%通用しません。。
では40代後半〜50代女性で
リバウンドした場合
どう食べていくことが良いのか???
ダイエットのポイントは2つ!
○タンパク質を摂り過ぎない。
→厚生労働省推奨は体重1キロにつき
0.6グラム以上。
→ジムやスポーツクラブでは
筋肉を増やすため
体重1キロあたり2.0目安。
つまり、0.6〜2.0gが良いとされています。
40代後半になると
タンパク質を代謝する腎臓の機能も
新陳代謝の低下が起こります。
(年々体水分が減るのはこのため。)
○腎臓は体水分を調整する部位。
○タンパク質は熱を作るので体水分が減りやすい。
○腸内の水分が保たれなく機能低下
○体水分は全身のホルモン量に影響する。
また、このホルモン量の減少は
甲状腺ホルモンの低下、
免疫力の低下を招きます。
冷えむくみに始まり、
イライラや心理的不安も抱えやすくなる。
これらを合わせると、
タンパク質を適量以上に摂ると
○水分が減り脂肪分解ホルモンが減る
○代謝機能低下で脂肪になり定着
意外にも、
タンパク質ばっかり摂ってるのに
痩せない、
という女性が多いのはこのためです。
○糖質の2通りの考え方
炭水化物カット!この年代には不向き。
その名の通り水分量の減少が著しく、
全体のホルモン量が減ります。
脂肪を分解、肌の代謝、腸の動き、基礎代謝
ダイエットに必要なこれらの働きは
全てホルモンの量に比例します。
水分量が落ちて痩せて喜ぶのは簡単。
が、その後1.5倍速で減った
代謝、ホルモン分泌により
驚くほど簡単にリバウンドします。。
「今までの食事で糖質、脂質の
どちらがメインに食べていかか?」
ここが炭水化物量を決めるポイント。
○長年糖質が多かった女性は
短期で体重が上下するタイプ
→単に減らすとホルモンが減るので
全体量を分けて食べること。
○長年脂質が多かった女性は
比較的ゆっくり体重が増減するタイプ
→複合炭水化物量(繊維を含むも)を
3回よりも少ない回数で食べていく。
これらが40代後半50代からの
リバウンド後のダイエットに必要です。
まとめると、具体的な目安としては
・タンパク質は体重1キロにつき1.0グラム
・糖質は体重1キロにつき2グラム
〇完全たんぱく質のゆで卵
〇整腸作用のオールブランオリジナル
〇免疫力向上のR-1ヨーグルト
〇良質な脂質が多いオリーブオイル
等がおすすめです。
ホルモン環境、腸の環境が整うと
必然的に自律神経も整います。
これは骨盤の傾きや背骨の位置にも
良い影響となり、
無意識に姿勢も良く保たれます。
おそらくあなたも
○タンパク質はどれだけ食べても良い!
○糖質は食べないほうが良い!
は聞いたことがあるはず。
???
なぜそれで痩せないのか?
リバウンドしたのか?
答えはこれらのような
デメリットがあるからです。
体重を減らすのにエクササイズはもちろん、
切っても切り離せないのが毎日の食事。
ノウハウを一つずつ身に付け
取り入れてみてください。
あなたのダイエットの悩みが
一つでも減りますように。
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