ダイエットと代謝Q&Aのまとめ
Q.脂肪を停滞期に
[運動・代謝<摂取エネルギー]
100グラム余計に食べたら
それ以上にエネルギーとして蓄えられるのか
(例)脂肪100グラムに対して
150グラム蓄積されることはありますか?
A.エネルギー保存の法則からも
100グラム余ったら
100グラム体脂肪として蓄積されます。
Q.停滞期ではない時と同じ動作をしても
脂肪をいつもより燃焼しないのであれば
どうやって体を動かしているのでしょうか?
A.消費カロリーについては変わりません。
カロリー消費は物体の重さ×移動距離になります。
停滞している時期は筋肉の性質が
速筋から遅筋メインになっている時です。
つまり、じっとしている時に
消費するカロリーに差が出ます。
Q.普段の食べ物の
それぞれのカロリー量というのは
吸収される量が停滞期は100%、普段は70%など
変動するのでしょうか?
A.食事制限などで飢餓状態になっていると、
食事からの糖の吸収率が上がります。
これは脂肪を増やすホルモンの分泌を促し
脂肪の蓄積に繋がります。
Q.体重が日々大きく変動します。
多いときは朝と夜で3キロ増えたりします。
見た目にも、靴が入らなくなったり、
顔がパンパンになったりします。
体重が安定せず、気持ちも安定しません。
体重を安定させるには
どのような方法が良いでしょうか?
体重が安定しないのはお辛いことですね。
お察しいたします。
まず、内臓の消化活動を活発にすることです。
炭水化物、タンパク質、脂質、食物繊維を
バランスよく摂り、
消化に対してのエネルギーを使うことが
必要になります。
また、1日の消費カロリーの半分を占める
筋肉の量を増やすことも効果的です。
筋肉の量が少ないと
食事、水分の代謝スピードが遅くなり
夜の時間になるほど
カラダが重くなります。
Q.女性のダイエット雑誌などでよく
炭水化物を摂らないと痩せない!
と目にしますが、
炭水化物とダイエットには
どのような関係がありますか?
A.基礎代謝を増やすことと、
炭水化物の摂り方について。
体脂肪はどんな方法であれ
最終的に筋肉によって消費されます。
炭水化物を減らすと
体脂肪、水分、筋肉が
同時に減っていきます
筋肉は
体脂肪を燃やす唯一の焼却炉なので
体重の減少に伴って
筋肉が減っていると
次第に体重は減らなくなります
つまり、
綺麗に痩せてリバウンドしないためには
炭水化物が必要ということになります。
食事では吸収の遅い炭水化物を
少量ずつ摂ることが理想です。
玄米、ライ麦パン、オールブラン
などが良いでしょう。
ご参考にしてください。
Q.短期間で体脂肪を減らしたいです。
最も消費カロリーの多い運動は何ですか?
A.ゼーゼーするような長時間の有酸素運動
等は、消費カロリーが高い一方、
脂肪の利用効率が悪くなります。
体脂肪はゆっくりとした運動であるほど
使われやすくなります。
最も脂肪が使われるのは
安静時(特に何もしていない時)です。
しかし、脂肪が使われる反面
絶対的な消費カロリーに欠けることも事実。
結論、カロリーと脂肪を消費するには
有酸素運動よりも
基礎代謝の高いボディに変えることが必要です。
消費カロリーは筋肉の量にほぼ比例して
増えていきます。
Q.ダイエットを始めてから
便秘が続いています。
良く水も野菜も食べています。
他にどんな理由がありますか?
A.便秘には根本的に
○水分
○油
○繊維
が必要です。
○体重1キロあたり50ccの水分を摂る
○オリーブオイルなどの参加されていない油を
大さじ1~2杯摂る
○水溶性、不溶性の繊維を1日15g以上摂る
ことが効果的です。
また、どんなに良い方法でも
慣れによって便秘になることもあります。
〇繊維の種類を変える
〇油の種類を変えるなどの変化も必要です。
ご参考にしてください。